世界最大、ニューカレドニアのラグーン
世界最大と知られるニューカレドニアのラグーンで、美しいサンゴや珍しい魚たちに会ってみませんか?
季節やエリアによっては、イルカはもちろん、クジラやジュゴンといった貴重な海洋哺乳類との出会いがあるかもしれません。
エアカランに乗ってニューカレドニアに着いたら、ユネスコ世界自然遺産に登録されたラグーンで、海の宝物を見つけてみてください。
海の理想郷
ニューカレドニアだけでも、全フランス領のリーフとラグーンの75%を占めています。海洋生物の種類の豊富さは、けた違いの自然遺産といえます。
想像してみてください。24,000km²の広大なラグーンに、約350種のサンゴと約1,600種の魚が住んでいて、海域と生物のすべてが手厚く保護されています。
ニューカレドニアのラグーンは、気軽に参加できるシュノーケリングや体験ダイビングでも、資格を持ったダイバーのファンダイブでも、豊かな動植物相で知られるニューカレドニアのダイビングスポットを楽しめます。
海洋保護区に指定されているリーフでは、そこに生息する生きものたちの自然のままの生態をご覧いただけるでしょう。
ユネスコ世界遺産の自然が育む海の宝石
穏やかなラグーン、安全なベイエリア、混み合うことのないマリーナや係留エリア。ニューカレドニアのラグーンは海の愛好家にとってまさに楽園です。
2008年、ニューカレドニアのラグーンは、他に類を見ない海洋生物多様性における聖域として、広範囲にわたっていくつかのラグーンが世界自然遺産に登録されました。世界的にも珍しいダブル・バリアリーフの1つが存在し、ウミガメの産卵、生息地が含まれた世界で2番目に大きなサンゴ礁です。
世界遺産の6つのラグーン
世界遺産に登録されたニューカレドニアのラグーンは6つのエリアに分けられていて、それぞれが海の宝石として輝きを放っています。
その6つとは、アントルカストー環礁、べレップ諸島のグランラゴンノー、北東海岸エリア、西海岸エリア、ウべア環礁とボートンボープレ、およびグランラゴンスッドです。
ヌメアからアクセス可能な無人島
ヌメアを含む南部州のラグーンには、ローカルにも人気の美しい無人島が点在しています。島の周りの浅瀬で海草や砂地といったエリアは、ウミガメやエイ、ジュゴンの生息地になっています。
ヌメアからタクシーボートで20分。メトル島の南に「テパバ」というダイブスポットがあり、ギンガメアジやバラクーダの群れ、3つの異なる種のウミガメを見ることができ、ダイバーに人気があります。
楽園への逃避
エンジン音を鳴り響かすことなく静かなクルージングを楽しみたい方に、ヌメアにはヨットのチャーター会社がいくつもあります。またグランドテール島のさまざまな場所に、環境保護のため係留ブイが設置され、海底の自然環境やサンゴを保護しています。ヌメアを出発して日帰りのセーリング、あるいはいくつかの島を訪れるオーバーナイトセーリング。サンセットを楽しんだあとは、夜空を見上げてみてください。星空を横切る天の川の美しさに心を打たれることでしょう。
ウべアのプレアデス諸島
周辺すべてがユネスコ世界遺産に登録されているウべアは、まさにニューカレドニアの宝石です。島の南西、プレアデスには「おうし座」や「スティックス」と呼ばれるダイブスポットがあり、ウベアのメジャーなダイビングスポットとして有名です。
家族で楽しめるマリンパラダイス
ヌメア滞在の家族におすすめは、アメデ灯台へのデイトリップ。シュノーケリングやグラスボトムボートで海洋保護区に指定された美しい水中を楽しみ、疲れたらビーチでひと休み。家族揃ってニューカレドニアのラグーンを楽しむことができるエクスカーションです。